(研究活動)活動内容

東洋医学研究班

指導教員
木戸 正雄、光澤 弘、水上 祥典、武藤 厚子
東洋医学では、問診や触診、脈診などをフルに活用し、人体を全体的かつ総合的に観察し診立てます。 なかでも脈診は、患者の情報を豊富に伝えるものとして極めて有効なものと認められています。 ただし、微妙で精緻な脈の様子から、そこに込められたすべての情報を読み取ることは至難の業とされてきました。 東洋医学研究班では、名人芸といわれる脈診を、学生でも効果的に習得できるよう脈診の訓練法を開発してきました。 さらに臨床に直結するよう、その運用と有用性について人間のもつ感覚の他、超音波画像やMRI診断装置などを駆使して客観的な評価を行い、その成果を学会や専門雑誌などに報告しています。

基礎研究班

指導教員
川瀬 明子、高倉 伸有、矢嶌 裕義、高山 美歩
基礎研究班では、鍼刺激が体性神経系の活動にどのような影響を及ぼすのかという生理学的なアプローチによって、鍼刺激効果のメカニズムの一端を解明しようと試みています。 これまでに振動誘発指屈曲反射(指尖に振動刺激を与えることによって誘発される体性神経反射)が鍼刺激によって減弱することを数々の論文で報告しています。 また昨今は、リアルタイムの脳の活動を最新脳波解析システムによって観察しています。

鍼灸臨床研究班

指導教員
大場 雄二、小島 孝昭、筒井 宏史、丸山 広美
中野 陽子、伊丹 章人、萱間 洋平、鈴木 格、橋本 隆
鎮痛作用や血糖値の正常化に役立つと言われ、注目度の高まる「耳鍼療法」の基礎的研究を行っています。圧刺激や電気刺激との減量効果の比較検証や、 皮膚痛覚の特性を観察。参加学生は基礎的知識を身につけるだけでなく、実験データの解析や論文作成等を通して、研究成果を公の場で発表する力が養われています。

経穴認知研究班

指導教員
小川 一
ツボ(経穴)の効果は様々に提唱され、知識として理解はされていても、実際に有効な経穴を探せるようになるのは難しいことです。当研究班では、MRI画像より作成した3Dモデルを利用して、3Dプリンタによる透過型の立体模型の製造と、PC上の仮想空間内での刺鍼トレーニングのシステムの構築を行うことで経穴に対する内部構造の可視化と、経穴を取る際の身体操作の検討を加え、経穴を認知することについて研究活動を行っております。