季節外れの猛暑の中、令和4年6月26日(日)に令和4年度 日本柔道整復専門学校 同窓会総会ならびに研究会が開催されました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、約2年間開催できていませんでしたが、近年の社会情勢を考慮して十分な感染症対策を講じたうえで、実施されました。
開催されなかった2年間で、渋谷駅周辺は再開発が進み様変わりしてしまい、駅で迷った同窓生の先生方もいらっしゃったようです。猛暑のなか汗をかきながら校舎にたどり着くと、久しぶりの再会に変わらぬ笑顔がみられました。
今年度の同窓会研究会は、「エコーガイド下運動器治療について」という演題で、本間琢英先生が講師を務めました。本間先生は長年、日本柔道整復専門学校の講師を務めその臨床経験は語るまでもありませんが、経験のみでなく毎週のように勉強会に出席されて常に新しい知識と技術の習得に励まれています。今回はその中で超音波画像診断装置を用いた治療法についてご講演頂きました。骨、靭帯、筋について超音波画像診断装置を用いることはよくありますが、今回はそれにとどまらず神経へのアプローチについて実技を交えてご紹介して下さいました。実技は3ブースに分かれて、参加者の先生方も超音波画像診断装置を手に取りながら実施しました。貴重な機会を最大限に生かすため、会員の先生方も熱心に取り組んでいる様子がみられました。